【外壁大全】これであなたも目地で悩まなくなります【実体験ベース】
外壁の目地が劣化していることに気づき、このまま放置してもいいのかと悩んでいる方は多いです。
「訪問業者にも目地をやり直した方がいいと言われた」
お家を建ててから10年が経ち、住宅に劣化が見えはじめて「近いうちにリフォームしないといけないのかな」と悩んでいる方もいるでしょう。
初めてのリフォームは不安なことが多いと思いますが、不安がなくなるように精一杯説明していくよ!
- 目地が劣化してたら、なにがダメなの?
- 目地を直すのにかかる費用は?
- 業者はどこに頼んだらいいの?
この記事では、3年間で累計500件以上のリフォームを提案し施工管理まで全てを一人で行った元リフォーム営業マンの私が、目地に関することを実体験ベースで徹底解説していきます。
この記事を読めば、目地の失敗しない目修繕方法がわかり訪問業者に騙されることなく適切な対応がとれるようになります。
目地ってなに?どんな役割があるの?
目地とは、外壁材と外壁材の間にできる繋ぎ目のことです。繋ぎ目にシーリングと呼ばれる防水建材を使用することで防水性や機密性を高めています。
シーリングは弾力性があり衝撃を吸収してくれる役割もあるので、サッシ周りや換気ガラリなどには必ずシーリングが使われています。
地震や風などの影響でお家は絶えず揺れ動いているので衝撃を吸収してくれるシーリングは必要不可欠です。
シーリングが劣化して機能が低下すると揺れを吸収することができず、外壁にヒビが入り雨水が侵入する恐れがあります。
シーリングを押してみて弾力性があるなら正常です!硬くなってたりスカスカになっていたりしたら劣化している証拠です!
劣化が見られたら信頼できる専門業者に点検してもらってください。信頼できる業者がいないという方は一括見積もりサイトを利用することをおすすめします。
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目地のメリット・デメリット
外壁の目地には多くのメリットがありますがデメリットもあります。メリット・デメリットを頭に入れておけばリフォームする際に適切な対応が取れるので一緒に確認していきましょう。
目地のメリット
目地のメリットは以下の3点です。
- 雨水の侵入を防げる
- 地震の衝撃を吸収してくれる
- 劣化が容易に確認できる
私が個人的に思う目地の最大のメリットは「劣化が容易に確認できる」です!
専門知識がなくても劣化の確認ができ、お家に深刻なダメージが入る前にリフォームの準備ができるからです。
お家の外側で一番最初に劣化するのが目地なので、目地の劣化を基準にリフォームしてあげることでお家の性能を高く保ったまま長持ちさせることができます。
住んでいる地域や周りの環境にもよりますが、築5年くらいで目地か劣化するお家もありますので一度ご自身で確認してみてください。
目地のデメリット
目地のデメリットは以下の3点です。
- 耐久性が高くない
- 目地の重要性が認知されていない
- 悪徳業者に不安を煽る要素として使われる
お家を建てたときの目地の耐久性は7年くらいです。最初の目地には上に塗料が塗られていないので紫外線が直接当たり寿命が短くなります。
リフォームするときは目地の上に塗料が乗るので塗料の耐久性が上乗せされて10年〜15年ほど寿命を伸ばすことができます。
目地は悪徳業者や訪問業者に不安を煽る要素としてよく使われます。劣化しているのが一目瞭然なので、かっこうの的になるのです。
悪徳業者に騙されないようにこの記事をしっかり読んで知識をつけていきましょう!
悪徳業者ではなく優良業者でリフォームしたい方は最低3社の業者で比較検討しましょう。一括見積もりサイトを使うと無料で簡単に優良業者を比較検討できます。
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目地に対する世間の声
目地に対する世間の声をSNSから集めてみました。
築10年未満でも劣化が激しいお家が多いですね!
目地とは別にシーリング・シール・コーキングと呼ばれることも多いですが全て同じ意味なので混乱しないようにしましょう。
目地の種類
目地に使われる材料にはいくつか種類がありそれぞれ特徴があるので解説します。
目地に使われる材料は以下の4点です。
- アクリルコーキング
- ウレタンコーキング
- シリコンコーキング
- 変性シリコンコーキング
主に使われているのが下の2種類なので、シリコンコーキングと変性シリコンコーキングについて詳しくみていきましょう。
シリコンコーキングは耐熱性や耐水性に非常に優れているので水回りによく使われます。しかし、塗料を弾いてしまうため外壁の目地として使用されることはほとんどありません。
変性シリコンコーキングはシリコンコーキングを改良して塗装できるようになったもので主に外壁の目地として使われます。シリコンコーキングと比べて費用が高いのが難点です。
費用が高いと言ってもお家1軒分で2万円〜3万円くらいの差しかないので、外壁には変性シリコンコーキングを使うようにしましょう!
目地の修繕方法
目地の修繕方法は大きく分けて以下の3点です。
- 目地の増しうち
- 目地の打ち替え
- 外壁塗装とセット
それぞれ詳しく解説しますので自分に合った修繕方法を選ぶ参考にしてください。
増しうち
目地の増しうちとは、既存の目地の上から新たな目地材を充填する方法です。他の修繕方法より作業時間が圧倒的に短く済むのが特徴で、主に応急処置として行われます。
耐久性は高くないので注意してください!
増しうちの作業は見栄えを気にしなければ自分自身で施工することが可能ですが、2階部分などの高所作業は大変危険なため絶対に避けてください。自分の身長の届く範囲で安全に施工することをおすすめします。
しかし、応急処置であることは変わりないので増しうち後も放置するのではなくお家全体を専門業者に点検してもらってください。
打ち替え
目地の打ち替えとは既存の目地を全て取り除き、新たな目地材を充填する方法です。古い目地材を取り除いてから施工するので、新たな目地材の接地面積が増えて耐久性が高いのが特徴です。
目地の修繕としては最低限の施工方法です!
耐久性は目地材にもよりますが7年前後で、施工には足場が必要になり費用も打ち替えと合わせて30万円前後はかかります。
特別な理由がない限り打ち替えのみの施工はオススメしません。目地だけ新しくしても外壁の劣化は進んでいくので外壁が反って、目地と外壁の間に段差ができてしまいます。
外壁の反りがひどくなると外壁材自体を交換しないといけなくなるので、可能であれば外壁塗装とセットで目地の打ち替えをすることをおすすめします。
外壁塗装とセット
目地の修繕方法として一般的なのが外壁塗装とセットで打ち替えを行い施工する方法です。
目地を打ち替えてから塗装をするので、目地材の寿命と塗料の寿命が合わさり高い耐久性を実現します。
打ち替えには足場が必要なので外壁塗装も一緒にやればお家も長く持ちますし経済的です!
お家を長く待たせたいなら外壁の状態が悪くなる前に塗装することをおすすめします。外壁塗装は現状維持はできますが、悪くなった外壁を元に戻すことはできないからです。
一番のベストは10年ごとの外壁塗装ですが、それぞれ事情があると思いますのでご自身のライフスタイルに合わせたリフォーム計画をしてください。
失敗しない修繕方法
目地の修繕で失敗しない方法は優良業者に点検&施工してもらうことです。優良業者で点検&施工すれば余計なオプションをつけられることなく適正価格で工事をすることができます。
お家のことをなんでも気軽に相談できる業者がいれば、この先お家に何があっても安心できますよ!
優良業者に工事をお願いすればいいことはわかったけど、どうやって優良業者を探せばいいかわからない人も多いと思います。
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目地に対するよくある質問
- 目地ってなんですか?
-
目地とは、外壁材と外壁材の間にできる繋ぎ目のことです。繋ぎ目にシーリングと呼ばれる防水建材を使用することで防水性や機密性を高めています。
- 目地が劣化してるけど、どうしたらいいですか?
-
信頼できる業者に一度点検してもらってください。放置すると雨水などが侵入し外壁の劣化が急速に進行する恐れがあります。
- 目地のおすすめの修繕方法は?
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外壁塗装と目地の打ち替えをセットで行う方法です。目地を打ち替えてから塗装をするので、目地材の寿命と塗料の寿命が合わさり高い耐久性を実現します。
【まとめ】点検は信頼できる業者に頼もう!
この記事では元リフォーム営業マンの私が、目地に関することを実体験ベースで徹底解説しました。
目地が劣化してきたら信頼できる業者に点検してもらった後に下記のいずれかの修繕を行ってください。
- 増しうち
- 打ち替え
- 外壁塗装とセット
おすすめの修繕方法は外壁塗装とセットで目地の打ち替えをする方法です。目地を打ち替えてから塗装をするので、目地材の寿命と塗料の寿命が合わさり高い耐久性を実現します。
一番重要なのは信頼できる業者を見つけることです。あなたに合ったリフォームを提案してくれますし、トラブルが起こったときには即対応してくれます。
信頼できる業者の探し方はこちらで解説しています。
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