【訪問販売の闇】外壁塗装で失敗しない方法を元営業マンが徹底解説

戸建てに住んでると必ずと言っていいほど来る訪問業者。最初は気にしてなかったけど、何回も外壁を指摘されると「そろそろ塗装しないとだめかな？」と不安な気持ちになりますよね。

訪問業者だけど人当たりが良くて、誠実そうだから1社で決めちゃおうというのは絶対にNG。リフォームの料金相場は一般的に浸透していないので、複数の業者を比較検討する必要があります。

この記事では、3年間で500件以上のリフォームを担当した元リフォーム営業マンの私が、訪問販売の闇や外壁塗装で失敗しない方法を徹底解説します。

この記事を読むと営業トークに騙されることなく、あなたに合った優良な塗装業者を選ぶことができます。

訪問販売は危険がいっぱい

結論として、訪問販売でリフォームをするのはおすすめしません。

訪問販売は1日に100件〜200件のお家を訪問します。そのうち話を聞いてくれる人が10人〜20人いて、契約してくれる人が1人でもいればいいのです。

訪問販売で契約してくれる人は他社と比較検討することがないので、大きな利益をのせます。相場が80万のリフォームを180万で契約させるというのは本当によくあります。

経済産業省によると、訪問販売に対する相談件数が年々増加しており、リフォームに関しては特に増加傾向です。

引用：経済産業省

訪問販売員のインセンティブは高く設定されており、利益をのせるほど給料が増える仕組みなので悪質な訪問販売を減らすことは難しいといえます。

訪問販売での契約はおすすめしませんが、万が一契約する場合は最低3社の業者と比較検討してからにしましょう。

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実際に訪問販売を受けた方の声

実際に訪問販売を受けた方の声をSNSで集めました。

強引な営業との差別化で誠実な営業というのがあります。普段強引な営業しか受けていない方が誠実な営業を受けると、「この営業は他とは違う」と信頼して契約してしまうパターン。

誠実そうだから絶対に大丈夫ということはありません。誠実な営業も立派な営業手法なので、契約する前に複数の業者と比較検討は絶対にするようにしましょう。

元リフォーム営業マンが営業トークを大暴露

元リフォーム営業マンが営業トークを大暴露します。

営業トークはお客様に信頼されて契約をいただくまでを体系立てたもので、ものすごく研究されています。

しかし、営業トークが悪いということはありません。お客様が安心して契約するために必要なことですので、過度に警戒する必要はありません。

本当に悪いのは、営業トークを悪用してお客様を騙して相場から逸脱した金額で契約させることです。

悪質な営業トークに騙されないよう知識をつけていきましょう。下記で詳しく解説します。

数量限定または◯月限定割引サービス

キャンペーンで数量限定割引または◯月限定割引サービスというのは鉄板の営業トークです。

個数制限や期日を設けることで興味を持ってもらったり契約までの日数を短縮したりできます。

営業は仕事上お客様にやる・やならいの判断をしてもらわないといけないので、期日を設けるのは必要なことです。

しかし、2日〜3日ほどの短い期間で契約の判断を迫ってくる業者はNGです。最低でも2週間〜2週間待ってくれる業者が好ましいです。

なお、1ヶ月以上契約の判断をしないのは避けましょう。事情がある場合や悩んでいる場合は業者に伝えた方が親切です。

近くで工事しているため今なら足場代サービス

近くで工事しているため今なら足場代サービスは営業トークです。

足場は一般的な大きさのお家なら原価で10万円〜13万円程です。近くで工事しているからといって本当に足場代を無料にすることはできません。

本当は100万円のリフォームだけど興味を持ってもらうために足場代サービストークを使い、110万円の見積もりを作って足場代サービスで−10万円して100万円の見積もりを提出するという流れです。

近くで工事していない場合や関係ない会社が近くで工事している場合でも、近くで工事しているトークは使われます。

本当に大切なのはリフォームの金額が相場とかけ離れていないかが重要です。相場の判断は複数の業者を比較することでわかりますので相見積もりをしてください。

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早く工事しないと大変なことになります

不安を煽る系で、早く工事しないと大変なことになるという営業トークがあります。

不安を煽り、誇張した表現を使うことでさらに不安を積もらせて契約まで話を持っていきます。1万〜2万ほどで即日の工事に持っていく場合も。

しかし、実際に早めの工事が必要な場合があるので注意が必要です。余計な費用をかけることなく、お家の寿命を伸ばすために信頼できる業者に点検してもらうのがおすすめ。

気軽になんでも相談できる業者が一つでもあると訪問業者に騙されることもありませんし、お家に不具合が起きても安心して対応できるので、ぜひあなたに合った優良な業者を探してみてください。

屋根が浮いてる

屋根が浮いている・瓦が割れているから一度点検させてくださいというのも営業トークです。実際に屋根に異常があるわけではなく、屋根に登るための口実です。

屋根に登った後は、写真を撮り家主に見せて「修理しないと雨漏りしますよ」と不安を煽ります。作業着を着て手慣れているため、説得力があるように聞こえるのでかなり厄介です。

屋根に異常がなかった場合でも、屋根を剥がしたり瓦を割ったりするので信用できない業者は屋根に登らせないようにしましょう。

優良な業者の特徴

優良な業者の特徴は以下の3点です。

特に「家主（相手）の意向を聞いてくれる」と「一つひとつの行動が懇切丁寧」はかなり重要で、30社以上の業者と取引してきた私の経験をもとにした優良業者の特徴です。

優良業者は報連相がとてもよくでき、電話やメールのレスポンスもいいので不安なくスムーズに物事が進んでいきます。

優良業者の特徴を押さえるのもいいですが、一番重要なのは自分に合ってるかどうかです。感覚的な部分で難しいと思うかもしれませんが、頑張って探していきましょう。

外壁塗装のベストタイミング

外壁塗装の一般的なベストタイミングは築10年前後です。住んでる地域や外壁の種類にもよりますが、築10年前後での外壁塗装は早すぎることも遅すぎることもありません。

築10年前後であれば致命的な不具合がある場合が低く、割と状態がいいときに外壁塗装することでいい状態を長く保つことができます。

しかし、2年〜3年で引っ越す予定がある場合などは外壁塗装する必要はありません。ご自身のライフスタイルと合わせてリフォームしていきましょう。

早めに優良業者を探したり外壁塗装でかかる費用を確認したりするのもおすすめです。余裕を持って業者選びができ、費用を把握することで家計管理もしやすくなります。

優良業者探しや費用の確認がしたい方はこちら。

外壁塗装のベストタイミングに対するよくある質問

外壁塗装のベストタイミングはいつですか？

住んでる地域や外壁の種類にもよりますが、外壁塗装の一般的なベストタイミングは築10年前後です。

外壁塗装はしないとダメですか？

現住宅に住み続ける予定なら外壁塗装は必要です。長期間塗装しないと雨漏りや複数の不具合が発生する可能性が高くなります。

本当に必要になったら外壁塗装したい

信頼できる専門業者に点検してもらいましょう。

【まとめ】外壁塗装は複数の業者で比較検討してから！

この記事では、訪問業者の営業トークや外壁塗装のベストタイミングを紹介してきました。

訪問業者に何か言われて不安になったときは優良業者に点検してもらいましょう。優良業者探しはこちらから。

また、外壁塗装もベストタイミングは下記の通りです。

優良業者探しは一括見積もりサイトを使うのがおすすめ。こちらの記事で元リフォーム営業マンの私がオススメのリフォーム一括見積もりサイトを解説しています。

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